怪我などにより低下した能力を回復・改善させることが目的のリハビリテーション、通称「リハビリ」。あまり知られてはいませんが、障害者の方が社会環境に適応するための訓練もリハビリと言います。
あまり知られてはいませんが、障害者のためのリハビリに関わる専門職があります。ひとつは「視能訓練士」、もうひとつが「言語聴覚士」です。それぞれ厳正な国家試験を受けて合格したもののみがなることができる専門職です。
ここではこの2つの専門職についてご紹介いたします。
視力に障害を持つ人に対して障害のレベルを調べるための検査をしたり、機能を回復させるための訓練をしたりしますが、眼科医が正確な診断を下すために必要と…
全国では数千人がこの資格を活かし働いていますが、働く場所は大学病院や総合病院、国立病院などの規模の大きい医療機関か、眼科診療設備が整っている一部の…
この国家試験の合格率ですが、95%前後とかなり高いものとなっています。しかし、受験資格は高校を卒業後に指定されている視能訓練士養成施設において、3…
言葉や聴覚に障害のある人を対象に、専門的な知識を活かし、機能を回復させるための指導やリハビリを行う仕事になります。この障害はいろいろな原因があり…
医師と相談しながら検査を行い、障害のレベルを冷静に分析し機能の評価を把握するところからスタートします。検査データにもとづき医師や歯科医が診断をして…
高齢化社会を向かえ、脳血管障害などによる言語障害などが福祉施設でも増えてきていることもあり、言語聴覚士のニーズが高まっており、採用は今後も増加して…
他の福祉系の国家資格と違い資格の取得に向けての道が多くあるのが特徴です。この資格取得への道は1.指定されている養成学校で3年以上学んでいること…
病院以外にも保健所や保険センターなどの行政機関でも採用されていることがあるので、こういった求人も見逃さないようにしたいところです。また介護保険制度…
リハビリの専門家と言えば「作業療法士」と「理学療法士」があげられます。病院や介護施設、障害者施設などには作業療法士か理学療法士が必ずいると思います…