自分が知らない介護・福祉の仕事

医師と二人三脚で

医師と相談しながら検査を行い、障害のレベルを冷静に分析し機能の評価を把握するところからスタートします。検査データにもとづき医師や歯科医が診断をしていきますが、その際に通常の治療では回復が困難であると判断された場合、リハビリへと移っていきます。

このように医師と二人三脚で患者への治療やリハビリの対応をしていきます。法律で、聴力検査や嚥下訓練は医師・歯科医師の指示が必要であるとされていますが、それ以外の訓練や指導に関しては必ず必要なものではないので、福祉の現場では大きな裁量権が認められているようです。

そんな言語聴覚士ですが、地位が確立されていなかった時代にはリハビリに対して医療保険から支払われる診療報酬が低く抑えられていたことで、人材の採用があまり積極的に行われず活躍の場が現在よりも少ないという不遇の時代がありましたが、国家資格ができ診療報酬の水準が引き上げられたこともあり、徐々に採用が増えてきています。

国家資格見取得者

国家資格が出来る前に病院や福祉、教育の現場で、従来の民間認定の資格で就業していたため、国家資格をまだ取得していない人も多数いるかと思われます。しかし、この未取得の人数を入れて数えても、まだ充分な人数の確保が出来ていないと思われます。

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