自分が知らない介護・福祉の仕事

視能訓練士

視力に障害を持つ人に対して障害のレベルを調べるための検査をしたり、機能を回復させるための訓練をしたりしますが、眼科医が正確な診断を下すために必要となる視力検査や視野検査、眼底カメラ撮影、超音波検査などの医師と視能訓練士のみが行える眼科一般の検査も行うことができます。

なかなか馴染みのない目のリハビリ訓練についてですが、これは強度の遠視や弱視、斜視をもつ幼い子供たちがメガネをかけても視力が上がらないという場合にする視能強制訓練のことで、視覚が発達する小学校低学年までに正しく矯正し視力や視機能が回復するように目指すものです。このリハビリプログラムは医師と相談し決めますが、さまざまな光学的矯正器具などを使用し、何年も時間を掛けて行います。

女性に人気の理由

この資格を持っている方の約9割が女性となっているようです。これはおそらく、細かい作業が多い眼科検診の基礎検査は、女性に向いていると思われていたことが影響しているかと思います。勤務形態が日勤となっており、ほぼ夜勤がなく結婚や出産後も仕事を続ける方が多いようです。

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