自分が知らない介護・福祉の仕事

視能訓練士の認知度

全国では数千人がこの資格を活かし働いていますが、働く場所は大学病院や総合病院、国立病院などの規模の大きい医療機関か、眼科診療設備が整っている一部の病院になっており、就職する際は場所がかなり限定されてしまうかもしれません。

現在では、まだまだ認知度が低く、あまり知られていないマイナーな職業ではありますが、高齢化社会をむかえ最近では糖尿病性の網膜症や白内障などが増加している傾向にあるようです。そのため、福祉分野でも視能訓練士が行うリハビリへのニーズが高まってきているようですので、将来的に採用枠が広がる可能性があります。

多くの医療機関では、午前中に外来患者への視能検査を行い、午後は予約者の矯正訓練というスケジュールになっているようです。リハビリテーションセンターに勤務する場合は、矯正のほかに患者訪問を定期的に行い、相談にのることもあるようです。

採用までの流れ

国家資格を取得していることが、必須条件になりそれ以外の要項はそれぞれの病院によって、採用が決まっています。しかし、養成校や日本視能訓練士協会が就職先を紹介するという流れがほとんどのようです。また、公立病院に就職を希望する場合は、公務員採用試験に合格する必要があります。

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