自分が知らない介護・福祉の仕事

言語聴覚士

言葉や聴覚に障害のある人を対象に、専門的な知識を活かし、機能を回復させるための指導やリハビリを行う仕事になります。この障害はいろいろな原因があり、障害の程度もさまざまです。例えば、病気や事故による事故が原因によるものや脳性麻痺による言語障害や、音声障害、吃音、聴覚障害などがあり、機能回復や維持に向けてのリハビリや、家族に対して指導を行います。なかなか知っている人が少ない認知度の低い職業ですが、近年、国家資格ができたことによって、専門の技術者としての地位が認められるようになりました。

そのため今後は従事するスタッフの安定化や技術の向上がより望まれることになると思われます。言語聴覚療法はコミュニケーション障害を主な対象にしていますが、飲食することに関わるものもその対象になり、摂食障害や嚥下障害に対しての訓練もその対象になります。

飲食による障害

口や耳という機関を扱いますので、言語、聴覚に関わる障害以外にも食べることや飲むことについての障害などさまざまな障害に携わります。そのため摂食障害や嚥下障害という発声発語の器官である口腔機能が低下すると起こりやすくなる障害も扱います。

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