自分が知らない介護・福祉の仕事

国家試験

この国家試験の合格率ですが、95%前後とかなり高いものとなっています。しかし、受験資格は高校を卒業後に指定されている視能訓練士養成施設において、3年以上知識や技能を学んでいるか、大学や短大、看護師や保育士養成機関にて指定科目を履修したのち、指定の視能訓練士養成施設で、1年以上知識や技術を学んでいる必要があります。

また、海外で視能訓練士に関する学校を卒業しているか、免許を取得しているなど、厚生労働大臣から日本の養成学校で学んだのと同等の技術があると認定を受けている必要があるなど、専門的な知識や技術を集中的に学んでいることが条件となっています。

視能訓練士の仕事は、認知度も低く、あまり知られていないこともあり地味に感じるかもしれませんが、今後のリハビリテーション医療になくてはならない非常に重要なポジションを占めるかと思われます。

コミュニケーション能力

検査の対象は乳幼児がほとんどですし、視能矯正訓練の対象も小学生と、子供と接する機会が非常に多い一面と、リハビリに関しては、目の機能障害からくる視力低下の症状を扱うことが多く、その対象の大部分がお年寄りであるという一面があり、年齢層が非常に幅広くなっています。人間の重要な機能である目に対して問題を抱えているため、症状に不安を抱いている方が殆どです。そのため、相手の立場に立ち思いやり、接することが重要です。

ページの先頭へ戻る